書籍情報

 

物質と精神を繋ぐ
フォノグラムー音の図形』

・B5 版/上製
・定価 6,500 円 +税
・ISBN 978-4-910169-04-0
・2020年12月10日 発売
※12/9まで、送料無料です

本書の構成 まえがき
第1部考察編
 第1章 フォノグラムを巡る冒険の始まり
  第1節 ブログ開始期
  第2節 実験的研究期
  第3節 既成の科学概念とのはざまで揺れる
  第4節 考察主要部
  第5節 学会発表と福永さんの死
  第6節 非対称性楽器とカウンターバランス研究期
  第7節 スピーカー開発期
  第8節 結実期
 第2章 フォノグラム協奏曲 ~内在世界の旅人
第2部エピソード 編
あとがき

本書「まえがき」より抜粋

まえがきにこうして目を通して頂いているということは、きっと表紙の不思議な図形から直感的に何かを感じてくださったからであると思います。
この本は、この不思議な図形が一体何なのか、を明らかにしていく冒険の書です。
皆さんに冒険の追体験をしていただくことに重きを 置いたために、 わかりやすい 解説書ではなく、発見に至るまでの考察や、エピソードをありのまま掲載するという構成にしました。
そういう意味では、 決してわかりやすい 本ではありませんし、 あえてわかりやすい 説明を避けたとも言えます。
なぜなら、生命のほとばしりは理解の前にあり、その生命そのもののほとばしりこそ、本書で伝えたいことの一つでもあるからです。
知的な理解よりも、可能な限り体験してほしいのです。
もちろん、書物を通してなので疑似体験ですが ……。

さて、この不思議な図形はいったい何でしょうか?
これは、音の図形、「フォノグラム」と私たちが名付け、呼んでいるものです。
このフォノグラム研究は、ヴァイオリンの音色と形の問題を解決する必要から生まれた研究です。
この音の図形の変化を追跡調査しながら、楽器の音と形の関係を明らかにし、実際にヴァイオリン制作を行ってきました。
ストラディヴァリの音色の秘密は、このフォノグラム研究なしでは決して解明されることはないでしょう。
また、身体からもフォノグラムを観ることが出来、これが東洋医学における経絡の実態であることもわかります。
これら二つの現象は、現代科学では決して解明されないことも、今でははっきりとわかって います。
それは、視覚に基づいた現代科学の見落としている聴覚認知に基づいた科学(これは音響学ではない!)というものが、完全に見落とされていることに起因しています。
このことに対する突っ込んだ議論は本書の続編で詳しく扱う予定です。
本書の位置付けは、そういった聴覚認知が開く新しい科学に至るまでの導入編です。