製作キットの内容

自分好みヴァイオリンを

表板、裏板、ネック、内型、ブロック、バスバーの加工をします。
完成品ではないため、自分好みのヴァイオリンに仕上げることができます。

ルーター加工については、「加工の詳細」をご覧ください。

3種類のグレードからお選びいただけます。
料金の違いは使用する材料のグレードによるもので、加工料金についてはどのグレードでも同じです。
下記の料金は参考価格で送料は含まれておりませんので、詳細はお見積もりの際にご案内いたします。
まずはお問い合わせください。

講習生 一般
グレードS ¥170,000 ¥240,000
グレードA ¥150,000 ¥210,000
グレードB ¥140,000 ¥190,000

※グレードによる違い
【グレードS】マスタークラスの材料で、裏板の鮮やかな虎目模様など、素晴らしい仕上がりが期待できます。

【グレードA】比較的目の通った表板と、裏板の虎目模様も少し有る材料を使用します。

【グレードB】スプルースやメイプルの純正の材料が使われていますが、裏板の虎目模様などは殆ど有りません。

講習生の方限定

講習生の方はパーツごとにご注文いただけます
下記の料金は加工料金のみの金額となりますので、材料費と送料の詳細については、お見積もりの際にご案内いたします。
材料のグレードについては、篠崎ヴァイオリン工房様をご参考ください。

加工料金
表板 ¥25,000
裏板 ¥25,000
ネック ¥27,000
内型セット ¥25,000

パーツの詳細

  • 全パーツセット

    表・裏板、ネック、内型セットの加工料金と材料費を含めたセットの料金です。

  • 表・裏板

    型はストラディ・ガルネリ・アマティ・シュタイナーの4種類からお選びいただけます。
    表板はスプルース材、裏板はメープル材を使用します。

  • ネック

    メープル材を使用し、標準寸法で設計しています。
    ボックス部はリード程度の掘り込みになり、ペグ穴の加工はできません。

  • 内型セット

    内型・ブロック・バスバーの3点セットです。
    内型は桐材、ブロックとバスバーはスプルース材を使用します。

ヴァイオリンに使われる木材について

ヴァイオリンは、パーツごとに適した木材が使い分けられています。

表板は、マツ科トウヒ属の常緑針葉樹、“スプルース”がよく使われます。
スプルースは軽いわりに強度が高く、程よい柔らかさを持っているため優れた振動版になります。

裏板・横板・ネックには、密度の高い広葉樹、“メイプル”が使われます。
裏板・横板は自らも振動しますが、むしろ表板のスプルースを効果的に振動させる役割を持ちます。
そこで程良い堅さを持つメイプル材が使われています。

同じ木でも産地や乾燥期間、木目によってグレードや価格が異なります。
節が無く、木目が曲がったり波状でなく均一なものが理想とされています。

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