蒸留器の組み立て

組み立て・稼働について

動画の解説通りに組み立てれば問題なく稼働できますが、ヒーターなど取り扱いに注意が必要なパーツがあります。
蒸留器を稼働する前に、注意事項を必ずご確認ください。
なお、本蒸留器の組み立て及び、稼働の際の事故等については責任を負いかねます。予めご了承ください。

また、注意点については随時追加していきます。
記載されている注意事項以外にもお気づきの点がございましたら、掲示板にて共有していただけると有難いです。

解説動画

真空蒸留器使用の注意点

(1)ヒーターの空焚きについて
気を付けていても必ずやっていしまうのが、投げ込みヒータの空焚きです。
サーモスタッドに繋げずに、直接電源タップにさしてしまうと70℃まで一気に温度が上がってしまいます。
湯バス容器の耐熱温度が50℃なので、溶けたり焦がすことがあります。

【確認事項】
ヒーターとサーモスタッドの稼働の際は、下記の手順を厳守してください。

  1. 湯が湯バスにはられていることを確認。その前に決してヒーターに電源を入れない。
  2. サーもスタッドにヒーターの電源が刺さっていることを確認。
  3. 最後にサーモスタットの電源を電源タップに挿入する。

ヒーターを外すときも注意してください。
その場合は、ちょうど逆の手順になります。

ここだけは毎回注意がいりますのでチェックシートを置いておいたほうがいいかもしれません。

また、サーモスタッドをかまさずにヒーターを直接電源タップに挿入して、70℃くらいの温度で真空蒸留してしまう事も良くあります。
この場合、できた水は細胞水ではなく、「毒」になってしまいます。
あくまで、45度以下で真空蒸留したものが薬になるのであり、そうでないものは毒になります。

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